サステナビリティ
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企業理念に基づいた社会への貢献
JOTグループは、社会から必要とされ、社会とともに発展を遂げる企業をめざし、
「社是」「JOTグループ・ミッション」を“道しるべ”として、
ステークホルダーの皆様に対し、ESG活動を通じて社会的責任を果たしていきます。

ESG推進体制

日本石油輸送はステークホルダーの皆様からの信頼をさらに強固なものとするため、
ESG委員会を中心に、6つのESG推進活動テーマに基づいた委員会による活動を展開しています。
また、グループ一体となってESG活動を推進するため、グループESG委員会を設置しています。
担当役員メッセージ
チャレンジ精神をもってESG活動を推進し、
「持続可能な社会」の実現と
「社業の発展」の両立をめざします。

JOTグループは、社長を委員長とする「ESG委員会」のもと、ESG活動をより一層推進するため、コンプライアンス・安全・環境保全・品質管理・人間尊重・社会貢献の6つのテーマに取り組むサブの委員会を設置しています。これら委員会は若手、中堅社員を中心に組織を横断する型で組織され、長年培ってきたCSR活動をベースに1年単位の目標テーマを定め、PDCAに則って活動しています。また、社内報・メールマガジンによる情報発信や各種啓発活動等を通じて、全社員へのESG活動の浸透にも注力しています。
各委員会のテーマはいずれも重要であり、今後も継続的に取り組んでいきますが※、特に「脱炭素社会の実現」については、地球規模の課題であり、当社グループの本業であるエネルギー輸送事業に大きな影響を及ぼすことは間違いありません。当社が創業時から事業の柱として取り組んでいる鉄道輸送は、自動車輸送に比べてCO2の排出量が約10分の1と非常に少なく、かつ大量の輸送が可能です。当社はこれからもモーダルシフトを通じて、環境影響の低減に寄与していきます。
さらに、「クリーンロジスティクスプロジェクト」では、液化水素、アンモニアなどのクリーンエネルギーを、LNG燃料トラック、燃料電池(FC)トラックなどでクリーンに輸送する方法の確立をめざした調査・研究にも継続的に取り組んでいます。また、当社では長年にわたりモーダルシフトの推進を通じてCO2排出量の低減に寄与してきましたが、脱炭素社会の実現に向けた取組みを一層深化させるため、CO2排出量の可視化(算定)に向けても取り組んでいきます。
当社グループは、社是『奉仕こそ我が務め』のもと、キャッチフレーズ『Shift for the Next― 安全の徹底と質の高いサービスで未来への責任を果たします― 』を掲げています。私は「未来への責任」とは、まさしくESG活動の根幹だと考えています。今後、当社グループが持続的に成長し続けるためには、事業とESG活動を一体化させて取り組むことは必須です。一方で見方を変えれば、こうした社会の変化は、次代を担う新しい事業を創出し、当社グループ全体が飛躍する大きなチャンスでもあります。JOTグループ・ミッションの一つに「チャレンジ精神で新分野や新製品を開拓し、社会と社業の発展をめざします」とあるように、全社員一丸となって、チャレンジ精神をもって持続可能な社会の実現と社業発展の両立をめざしていきたいと思います。
今後とも、皆様の一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
取締役常務執行役員
総務部長 兼 資産運用部長
松井 克浩
※ 活動の詳細はこちらをご覧ください。
JOT Report 2024

「JOT Report」では、日本石油輸送(JOT)グループが中長期的にめざす姿と、これを実現するための経営戦略や、財務およびESGに関する非財務情報、経営基盤を体系的に開示しています。
今後も透明性の高い情報開示を行うことで、ステークホルダーの皆様との相互理解と信頼の形成を図り、持続的な企業価値向上に努めていきます。