取り組みの背景

地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて
我が国は2020年10月に「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。
同宣言では2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目標に掲げ、
官民共同でカーボンニュートラルへの挑戦が始まっています。

2050年カーボンニュートラル実現に向けて

「2050年カーボンニュートラル」を目ざす上で、電力・産業・民生・運輸等各部門での脱炭素化促進が必要不可欠であり、非電力・電力部門それぞれにおける道筋が示されています。

グリーン成長戦略とは

「2050年カーボンニュートラル」実現に向けた民間企業の挑戦を応援するために2021年6月に「グリーン成長戦略」が策定されました。この戦略では、今後成長が期待される14の分野で高い目標を設定しています。JOTグループはエネルギー輸送企業として長年に渡って水素・液体アンモニアの輸送に携わってきた経験を活かし、「グリーン成長戦略」実現の一翼を担うことが出来ます。

水素サプライチェーンへの参画

水素は、電力・非電力と幅広い分野で脱炭素化に寄与する「2050年カーボンニュートラル」実現に向けて、必要不可欠のエネルギーと位置づけられています。水素の主なキャリア(輸送・貯蔵手段)として、液化水素、メチルシクロヘキサン(MCH)、アンモニア、メタンへの合成等があります。

水素需要先拡大の道筋

第25回 水素・燃料電池戦略協議会」(資源エネルギー庁)をもとに作成

水素キャリア(輸送・貯蔵手段)の選定 

第27回 水素・燃料電池戦略協議会」(資源エネルギー庁)をもとに作成