環境

環境保全・気候変動への対応

関連するSDGs

環境負荷の低減に取り組み、地球環境に配慮した経営を推進しています。

環境マネジメント体制

日本石油輸送は環境基本理念・環境基本方針のもと、
事業活動を通じた環境保全への貢献に全社で取り組んでいます。

環境基本理念

人類が自然環境と共存していくために地球環境の保全は世界共通のテーマであり「環境に配慮しない企業は存続しえない」との認識に立ち、あらゆる活動を通じて、自然との調和に努め、環境負荷の低減を図り、継続的に環境保全活動を推進する。

環境基本方針

  1. 環境関連法規の遵守
  2. 自然環境保全
  3. 資源・エネルギーの効率的利用
  4. 循環型経済社会の実現
  5. 環境マネジメントシステムの継続的改善
  6. 環境方針の周知と公表

気候変動への対応(クリーンロジスティクスプロジェクト)

現在、地球温暖化の原因となるCO2等の温室効果ガスの
排出量削減に向けた動きが加速しています。

JOTグループでは水素輸送に携わっていますが、来る脱炭素社会に備え、
新たなエネルギー輸送事業への参画および輸送で発生するCO2の抑制を図ることを目的に
2020年度にプロジェクトが発足し、活動しています。

具体的には、燃焼時にCO2を排出しない水素、液体アンモニア等のクリーンエネルギーの輸送を、
EV車両やFCV車両を利用したクリーンな方法で実現するための研究・検討を行っています。

クリーンロジスティクスプロジェクト 詳しくはこちら

循環型社会実現への貢献

運用を終えた鉄道タンク車・タンクコンテナはリサイクル資源として
有効活用を図っているほか、ボックスコンテナは倉庫として90%以上をリユースする等、
廃棄物の発生量削減にも積極的に取り組んでいます。

鉄道タンク車・タンクコンテナ

ボックスコンテナ

石油タンク車 鉄くず再利用

両数 重量
17両 731.0t

冷蔵コンテナ リユース・廃棄

リユース 廃棄
583個 3個
リユース率99%

事業活動を通じた環境保全への貢献

関連するSDGs

石油輸送事業、高圧ガス輸送事業、化成品輸送事業、コンテナ輸送事業および太陽光発電事業を通じて、
2024年度は1,018,968tのCO2削減に貢献しました。
これは日本国民1人が2022年の1年間に排出したCO2
8.3tで換算すると122,767人分に相当します。
※出典:全国地球温暖化防止活動推進センターホームページ

※枠内の図は左右にスクロールできます

事業内容 環境目標 CO2削減量
2022年度 2023年度 2024年度

石油輸送事業
(鉄道タンク車)

鉄道タンク車による
環境負荷の軽減

同じ量の石油製品を
タンクローリーで輸送した
場合のCO2排出量と比較

115,518t 142,255t 144,344t

高圧ガス輸送事業
(LNG輸送)

LNG輸送による
環境負荷の軽減

輸送したLNGと同じ量の
石油製品を利用した場合の
CO2排出量と比較

877,554t 856,834t 870,713t

化成品
輸送事業

新規リース案件の鉄道・
海上輸送誘致による
環境負荷の軽減

同じ区間をトラック輸送した
場合のCO2排出量と比較

4,044t 3,321t 1,411t

コンテナ
輸送事業

高い断熱性能を有する
スーパーURコンテナを
利用した鉄道輸送による
環境負荷の軽減

同じ区間をトラック輸送した
場合のCO2排出量と比較

603t 540t 557t

太陽光
発電事業

太陽光発電による
環境負荷の軽減

化石燃料等の発電による
CO2排出量と比較

1,842t 1,666t 1,894t

環境保全
活動

環境保全活動による
環境負荷の軽減

「かながわ水源の森林づくり」の
「森林再生パートナー制度」への
参加により算定される
CO2吸収量

49t 49t 49t

CO2削減量合計

999,610t 1,004,665t 1,018,968t