社員紹介
新卒
水素社会実現に向けた
取り組みの一翼を担う
- Profile
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高圧ガス2部
2012年入社
コミュニティ福祉学部
(現スポーツウェルネス学部)卒関東支店、LNG部(現高圧ガス1部)、グループ会社への出向を経て、2022年に高圧ガス2部へ異動。どんなに小さなことでも、泥臭いことでも経験を積み重ねていくことが自分の成長へとつながると話す。



お客様のニーズに寄り添った
最適な高圧ガス輸送を提案
JOTの高圧ガス輸送事業は、脱炭素社会に向けてさらに需要が高まるとされるLNG(液化天然ガス)やCO2を排出しないクリーンエネルギーである水素など、高圧ガスの輸送業務を請け負っています。特にLNGの輸送においては、全国に300台を超えるLNGタンクローリーを保有しているほか、長距離・大量輸送が可能な鉄道タンクコンテナでの輸送で培ったノウハウもあるため、お客様のニーズに合わせて、自動車と鉄道の2つの輸送モード、およびこれらを組み合わせた複合一貫輸送を提供できるのが特徴です。
私が所属している本社の高圧ガス2部は、主に水素社会の実現に向けて、水素インフラの普及を支える役割を担っており、主にオフサイト型の水素ステーション(外部で製造された水素を輸送して貯蔵・供給する方式の水素ステーション)に対し、トレーラーによる圧縮水素の輸送サービスを提供しています。その中で私自身は、水素ステーションへの水素輸送業務に加え、新規案件の輸送体制の構築、実績・予算管理を担当しています。また、他部門でお付き合いのあるお客様に対して、水素関連の取り組み状況をヒアリングし、新規輸送案件の創出に向けた営業活動も行っています。
水素輸送業務の流れとしては、お客様からヒアリングした圧縮水素を充填した水素容器の引取日と水素ステーションへの配送日をもとに、配送を受け持つグループ会社へ輸送を依頼します。依頼内容に問題がなければ配送日当日を迎えますが、グループ会社の返答次第では、お客様との引取日や時間の調整が必要なこともあります。スムーズな輸送のために、グループ会社とのコミュニケーションを密接に取ることを心掛けています。また、新規案件においては輸送体制が確立されていないため、お客様の意向を踏まえながら、現場の理解と協力を得て業務を進めていく必要があり、丁寧なコミュニケーションや調整が欠かせません。加えて、高圧ガス2部の業務は定常的な業務が中心ではないため、自ら情報収集を行い、「今、何をすべきか」を主体的に考えながら行動することが求められます。

移動式水素ステーションの
運営業務を経験
水素社会実現の一翼を担う
私が現在担当している水素の分野では、「水素大動脈構想」が大きな注目を集めています。脱炭素社会の実現に向けて、水素はクリーンエネルギーとして期待されていますが、普及には「需要の創出」と「価格低減」が大きな課題となっています。例えば、インフラ面では、水素ステーションの設置・運営に多額のコストがかかるため、十分な需要が見込めなければ整備が進みにくいのが現状です。こうした課題に対し、国は「商用車重点地域(福島、東京、神奈川、愛知、兵庫、福岡)」を指定し、重点的な支援を行っています。モビリティ導入を起点とする社会実装、技術開発や価格差支援によるサプライチェーン構築を通じ、需要創出と価格低減の実現を目指しています。「水素大動脈構想」は、重点地域において水素トラックの導入を先行させることで、モビリティ分野にとどまらず、産業分野など幅広い分野での水素需要を喚起し、官民一体となって水素社会の実現を目指す取り組みです。この構想が実現することで、JOTにおける水素ステーションへの輸送量の増加や、新たな水素輸送案件の獲得につながることが期待されています。
その中で私は、2025年3月まで移動式水素ステーションの運営業務に携わってきました。移動式水素ステーションの業務は、圧縮水素を充填したトラックと、発電機とコンプレッサーを搭載したトラックの計2台で、あらかじめ決められた販売地において、FCV(燃料電池自動車)への圧縮水素の充填・販売を行うことです。私は販売地までの輸送だけでなく、一般のお客様への販売業務や電話による問い合わせ窓口も担当しました。
さまざまなお問い合わせに対して一つひとつ丁寧に対応することで、大きなトラブルやクレームなく運営を続けることができました。実際に販売地で業務を担う乗務員の方々と直接やり取りを行い、信頼関係を築けたことは、貴重な経験だったと感じています。今でも車庫を訪れると気軽に声を掛けていただけることがあり、人とのつながりの大切さを実感しています。水素社会の実現に向けた取り組みの一端を担っていることを実感するとともに、自身の仕事の社会的な意義や責任の大きさを改めて感じました。

脱炭素輸送のエキスパートとして
泥臭く積み重ねた経験を
次の世代へ
私はかつてLNGの輸送にも携わりましたが、そこでは「小さなことでも、どんな泥臭いことでも、経験を積み重ねていくことが成長につながる」ことを学びました。目に見えて今すぐ成長するものではないかもしれませんが、長期的な視点で見た時には、必ず自分の成長につながっていくものだろうと実感しました。
今後の抱負は、現在担当している脱炭素分野に関する業務に携わりながら、将来的には部門間の垣根を越えた新たな事業の創出に貢献することです。脱炭素化分野に関する市場・産業スピードは減速しつつあり、すぐに成果につなげることは容易ではありませんが、日々知識や経験を積み重ねることで、新たな事業やサービスにつながる可能性を広げていきたいと思っています。水素の分野では、他部門ではなかなか得ることのできない専門的な知識や経験を身につけることができるため、自身の強みであるコミュニケーション力や専門性を高めながら、会社の成長にも貢献していきたいと考えています。加えて、今後は後輩の育成や指導にも携わりたいです。私自身、これまで多くの先輩方に支えていただきながら成長してきたため、その恩返しとして、自身の知識や経験を次の世代へ伝えていきたいと思っています。


- 入社1年目~関東支店
- 化成品部門の担当として、ISOタンクコンテナのリース業務や元請け輸送業務、予算管理などにあたる。化成品元請輸送の基礎知識や社会人としての心構えを学んだ。
- 入社3年目~LNG部(現・高圧ガス輸送事業部 高圧ガス1部)
- 本社営業として、都内大手ガス会社のサブ担当を務め、新規案件の現地調査や試走、輸送費の見積もり作成に従事。グループ会社の新車庫立ち上げに携わり、事務所の開所準備や、行政への高圧ガスおよび一般貨物自動車運送事業の申請を担当した。
- 入社5年目~グループ会社へ出向
- グループ輸送会社の本社営業として、LPG(液化石油ガス)、化成品、コンテナ、産業ガスの自動車輸送に関する営業窓口を担当。担当部門の収支改善にあたり、収支分析を実施し、必要に応じて荷主へ運賃改定交渉を行う。LPG他社輸送会社との合併案件に携わる。
- 入社11年目~高圧ガス輸送事業本部
高圧ガス2部 - 高圧ガス輸送事業部 高圧ガス2部固定式水素ステーションへの圧縮水素輸送業務および移動式水素ステーションの運営業務に従事。クリーンエネルギー輸送の実現に向けて、国内外の動向調査、知見習得に努める。社内のクリーンロジスティクスプロジェクトの事務局を担当している。




