JOT's Job

「JOTに頼めば安心」
という信頼に応え続けるために

Profile

東北支店
2018年入社
法学部卒

入社後に、コンテナ部門とLNG部門の仕事を経験。就職活動時、エネルギーから生活必需品、化成品の輸送にまで広がっているJOTの事業内容を知り、この国の屋台骨を背負っているという印象を強く受けた、と語る。

温度変化から大切な荷物を守り、
運べる付加価値を提供

現在は東北支店のLNG部門で、タンクローリー輸送に携わっています。荷主である電力・ガス会社の輸送依頼(オーダー)にもとづいて、パイプラインの通っていないエリアにLNGを輸送するためのタンクローリーを手配することが私の主な業務です。新たな届け先となる工場等への輸送依頼があった場合には、輸送経路となる道路や工場の構内をタンクローリーが支障なく通れるか、現地調査を事前に実施しています。輸送が正式に決まった後は、他の届け先も含めて安定輸送を実現すべく、効率的な配車を心がけています。重要なエネルギーであるLNGタンクローリーが安全運行を維持できるよう、道路交通状況など常に確認をしています。 現職となる前は、中部支店で鉄道貨物輸送に使用されるコンテナの操配業務を担っていました。JOTが全国で6,000個以上運用している冷蔵コンテナは、保冷・保温性能などの付加価値を備えた輸送容器です。そのため生鮮食料品や工業製品など、温度管理を必要とする貨物の輸送に重宝されており、中部地区では自動車製造に用いられる原材料や塗料をはじめ、飲料水、ビールなどの輸送にも多く利用されていました。しかしながら世の中には、冷蔵コンテナの特性を活かせる潜在ニーズがまだまだあると考えられます。そこで私も中部支店時代には、お客様である通運会社などへの営業活動を精力的に行っていました。
当社は長年にわたる事業を通じて、荷主の皆さまから「JOTに頼めば安心」という評価をいただいています。この信頼に応え続けることができるよう、お客様から新たな貨物輸送のご相談を受けた際は、当該貨物が冷蔵コンテナで問題なく輸送できるかどうか、専用のアプリケーションを使って温度シミュレーションをしたり、コンテナ内部に温度計を入れて長距離の輸送テストを行ったりと、入念な事前検証に努めていました。

どんな時でも、お客様の要望に
最大限
お応えすべくコンテナを手配

案件受注後に行うコンテナ操配は、当社が所有するコンテナが必要な貨物駅に、必要な数、必要なタイミングで用意する仕事です。荷物の量は季節や社会情勢などによって変わるため、お客様から今後の出荷予定をヒアリングするとともに、支店の歴代の先輩方が残してくれたデータから出荷傾向を読み取って、コンテナに不足が生じないよう準備していました。もちろん、冷蔵コンテナの需要が全国的に高まって、数量を確保がするのが難しくなる夏季や冬季に、急なオーダーが舞い込むこともありますが、そんな時こそ担当者としての腕の見せどころです。お客様の要望には可能な限り対応させていただくというスタンスで業務に対峙していました。 ある年、「お客様から光学レンズを磨く研磨剤を輸送したい」というご相談を受けたことがあります。「この研磨剤は、温度が上がると物性が変わってしまうので、JOTの冷蔵コンテナでなければ運べない。ぜひとも頼みたい」というお話でした。時期は夏場でコンテナを手配するのが困難な状況でしたが、急ぎ社内調整を行って必要な数を用意できました。ご要望にお応えできた時には、お客様から「無理なお願いをして悪かった。本当にありがとう」と言っていただくことができ、苦労が報われた思いがしました。
そうして日々の仕事にやりがいを感じつつ、業務知識やノウハウを身につけていった私は、入社3年目から後輩の指導役を務めることになりました。後輩に知識を伝えるにあたっては、自分自身がしっかりと仕事を理解しておくことが必要です。間違ったことを教えたり、あやふやなまま業務を引き継いだりすることのないよう、この時期にあらためて仕事の仕方を確認・整理したことは、私自身の知識定着にもつながって、成長の糧になったと感じています。

若手のうちから裁量を持って働ける、
やりがいのある職場

職場としてみた時のJOTの特徴は、少数精鋭で、一人ひとりが主体的に働くことを求められる点にあると思います。それは同時に、早い時期から自分の裁量で仕事ができるということでもあって、責任が重い分、成果が出た時には大きな達成感をあじわえます。また、自分で考え実行した事柄が失敗に終わったとしても、「次に失敗しないためにはどうすればいいか」というところまでアドバイスをしてくれる上司の親身なサポートに、若手を守り、育てようとする社風を感じてきました。
私は就職活動時、縁の下の力持ちとして、人々の「当たり前」の生活を支えていけるインフラ関係の仕事に就きたいと考えていました。その意味で、当社の事業内容はまさに希望通りのものであり、これまで担当してきたすべての業務でやりがいや喜びを得ることができました。ただし、JOTには石油輸送や化成品輸送など、まだ経験していない事業もあるので、これからもさまざまな部門の仕事に挑戦し、オールマイティに活躍できる人材を目指したいと考えています。
就職活動は、自分自身と深く向き合い、将来を考えることのできる良い機会です。学生の皆さんも、自分は何がしたいのか、社会でどのような活躍をしたいのか、自分の思いと真剣に向き合ってみてください。

入社1年目~中部支店
コンテナ部門の担当として、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県の貨物駅にコンテナを用意する操配業務などに携わる。先輩たちが残してくれた過去のデータが、スムーズな操配を行う上での財産となっていた。
入社4年目~東北支店
東北6県のLNGタンクローリー輸送に従事。2022年12月、日本海岸が大寒波に見舞われた際は、実輸送を担うグループ会社と一体になり、支店のエリア外にも緊急でLNGの輸送支援を行った。

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