石油輸送事業

JOTの⽯油輸送

⻑距離・⼤量の輸送を、時間に正確に低コストで行う鉄道タンク⾞輸送と、機動⼒があり、
柔軟で便利な⾃動⾞輸送両者のメリットを活かし、燃料油の安定供給に貢献しています。

1946年の設⽴以来、JOTグループは、ガソリン、軽油、灯油といった燃料油の鉄道タンク輸送の歴史とともに歩んできました。また、鉄道と併せて、より機動⼒のある輸送の実現のために、⾃動⾞輸送事業も早くから展開してきました。加えて一部地域における石油製品の受入・保管・出荷等供給に関わる基地の運営管理も行っています。
これからも、鉄道輸送と⾃動⾞輸送、それぞれのメリットを活かし、安全であることを第⼀に、環境にも配慮しつつ、産業と暮らしを⽀えるという使命を果たしていきます。

鉄道タンク車輸送

環境にやさしい鉄道輸送

鉄道輸送を効果的に活⽤することで環境負荷の低減を図ります。

貨物輸送を考えたとき、鉄道は他の輸送機関と⽐べ、⼤変環境にやさしいといえます。
鉄道の輸送量あたりの二酸化炭素の排出量は、営業用貨物車の約10分の1、船舶の約2分の1となっています。
現代の⽯油輸送において⾃動⾞輸送は⽋かせませんが、鉄道輸送を効果的に組み⼊れることで、環境に配慮した輸送が実現できます。

エコレールマーク
エコレールマークとは、環境にやさしい鉄道貨物輸送に取り組んでいる企業や商品であると認定された場合に、その商品やカタログ等に付けられる環境ラベルのことです。当社は、エコレールマーク認定企業や商品の輸送にかかわる「エコレールマーク協賛企業」として、エコレールマークの普及をお⼿伝いしています。

鉄道タンク車による大量輸送

より⼤量に、より経済的に、よりスピーディに。
鉄道タンク⾞輸送のリーディングカンパニーとしてタンク⾞の⼤型化‧⾼速化を牽引。

ドライバー不足により燃料油輸送の効率化が求められる中、JOTでは、大量輸送が可能なタンク⾞の開発と増備に努めてきました。1966年に35トン積タンク⾞を当時の国鉄と共同開発して以来、⼤型化‧⾼速化を推進。当時の最⾼速度は75kmまでとなっていたため、1993年にはタンク⾞初の⾼速貨⾞としてタキ1000形式を開発。45トン積で最⾼速度95kmでの⾛⾏が可能となり、2021年にはタキ1000形式は製造数が1,000台を突破し、節目の1000号車には記念ラッピングを施しました。

ライフラインを守る

東⽇本⼤震災後、深刻な燃料不⾜に⾒舞われた東北地域を⽀援するため、復興⽤燃料の輸送に尽⼒しました。

東⽇本⼤震災でのライフライン確保 〜被災地に燃料を〜
東⽇本⼤震災後、深刻な燃料不⾜に⾒舞われた東北地⽅のライフラインを確保するため、鉄道輸送は発⽣1週間後には、関東地区から、秋⽥‧⻘森を経由して盛岡へ。また、新潟を経由して郡⼭までの臨時⽯油列⾞を運転しました。⼀⽅、タンクローリー輸送は、新潟‧秋⽥地区から東北地⽅の太平洋側に向けて応援輸送を⾏いました。

石油タンクローリー輸送

JOTグループの石油タンクローリー輸送

JOTグループの石油タンクローリーの輸送ネットワークは、北海道から関西地方をカバー
お客様のニーズに応えます。

安全を最優先とした石油タンクローリー輸送

60年の豊富な経験に基づくメンテナンス技術とドライバー教育で「安全第⼀」を実践。

自動車輸送は、設⽴間もない1948年にスタートしました。燃料油の輸送については「安全第⼀」を最優先し、公道を⾛る「お客様の顔」として業務を遂⾏しています。使⽤⾞両は安全⾯に対する機器の設置はもちろん、JOTグループ内で徹底したメンテナンスを⾏っているほか、ドライバーに対しては、ドライブマナー、事故の際の救助活動を率先して⾏うための救命知識といった、模範ドライバー教育も実施しています。

基地管理

燃料ターミナル基地の管理・運営

燃料供給基地における運営管理と、安全かつ安定した操業の実施。

お客様の製品供給・保管基地の運営管理を行う「基地管理」の仕事も受託しています。お客様の基準を遵守し、なおかつ「安全で安定した操業」を目標に掲げ、製品の受入・保管・出荷等の供給に関わる一連の作業に加え、基地の保全を含む運営管理全般の仕事を行っています。

グループ会社

お問い合わせ

資料請求や説明のご依頼は、
下記番号・お問い合わせフォームより
お気軽にお問い合わせください。

石油輸送事業部
石油1部(鉄道) TEL:03-5496-7678
石油2部(自動車、基地管理) TEL:03-6856-2701