社員紹介
製品に合わせたオーダーメイドの輸送を
きめ細かくコンサルティング
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関西支店
2019年入社
人間環境学部卒九州支店から関西支店へ異動。西日本エリアをメインとした化成品国内輸送の業務に従事。JOTは有給休暇も取得しやすく、仕事とプライベートの両立ができる風土であることも働き甲斐につながっている。
多様な製品の複合一貫輸送の
窓口を担う
JOTは、国内の化成品輸送事業において、ISOタンクコンテナのリース並びに鉄道・トラック・船舶の輸送モードを組み合わせた複合一貫輸送を行っています。その営業として、各種の化成品を製造している化学メーカーや物流会社をはじめとするお客様に、最適な物流ソリューションを提供することが現在の私の業務です。
JOTが取り扱う化成品は、化学業界で広く使用される汎用品からファインケミカルと呼ばれるような高機能素材の原料まで、その種類は多岐にわたります。そのため、最適な輸送方法は一つひとつ異なり、扱い方が難しい製品やタンクコンテナの改造を必要とする特殊素材も珍しくありません。例えば、腐食性（金属を溶かす性質）のある製品を運ぶ際には、タンクコンテナの内部をコーティングする必要がありますし、常温に置いておくと固化してしまう薬剤を輸送する時は、タンクコンテナを加温するための装置を取り付けなければなりません。そのほか、納入先の工場に合わせるため、コンテナ上部に取り付けられている装置を下部に移し替える改造が求められることもあります。
このように複雑多様なご依頼やご相談に対して、オーダーメイドでの輸送方法をご提案するとともに、コンテナの改造手配や、積み地から納入先までの輸送手配を行うことが日常の仕事となります。危険物である化成品を安全輸送するために、消防署の許可が下りているか確認するなどの管理業務も重要な役割です。輸送日程の変更や、貨物列車の遅延などが起きた際は、限られた時間の中でお客様や委託輸送会社と折衝し、スケジュール調整をしなければならない大変さもありますが、輸送が無事に完了した時には達成感を覚えます。
進化の早い顧客業界
新たな製品輸送に
JOTの良質なサービスを
この仕事で最もやりがいを感じるのは、納入現場へ立会いに行き、自分が用意したコンテナと積載品が無事に到着したことを見届けられた時です。
関西支店に異動して間もない頃、プラントエンジニアリングに携わっているお客様より、発電所建設に用いる絶縁油の輸送依頼を受けました。当時は、関東や東北地方で電力需給ひっ迫警報が発令されるなど、電力不足の問題が社会的な関心事となっていた時期です。私たちの輸送が遅れると、発電所の稼働時期にも影響が出かねないため、使命感を持って全国各地にある建設現場に輸送手配を行いました。そして6月、現場の一つである北海道へ出張しました。無事に絶縁油が納品されて、お客様から感謝の言葉をいただくことができた際は、感慨もひとしおでした。この時は一人での立会いが初めてだったので、お客様への状況説明に戸惑う場面もありましたが、普段一緒に働いている先輩方の姿を思い出し、冷静さを取り戻すことができました。
とはいえ、私はまだまだ勉強中の身です。特にコンテナの改造は、数年担当したくらいでは学び尽くせないほど奥が深いため、これからもベテランの先輩方が持つノウハウを貪欲に吸収していきたいと思います。さらに、当社が取り扱っている高機能素材などの分野はお客様の技術進化が早く、新しい製品が次々に開発されます。これらの製品輸送にJOTならではのきめ細かなサービスをお役立ていただけるよう、これからも最新の業界動向にアンテナを張り、新規の需要開拓に力を注いでいきたいと考えています。
少人数だから一人ひとりが輝けて、
成長も加速する
就職活動時、私が物流業界を目指したいと思ったのは、この業界に勤める方々の多くが「暮らしを支える」使命感を持って働いていることに感銘を受けたからでした。とりわけJOTは、インフラに関わるものを幅広く運んでいる会社でしたので、「どの部門でもやりがいを持って働けそうだ」と感じました。また、「人」を大切にする雰囲気を実感できたことも入社の決め手となりました。
当時抱いたイメージは、その後もずっと変わりません。最初に配属された九州支店では、仕事に対する姿勢やビジネスマナーをいちから指導していただけたほか、見やすいメールの書き方や、お客様とのコミュニケーションを円滑化するためのコツなども教えてもらうことができ、安心して仕事に取り組めました。さらに、「プライベートでも九州を楽しめるように」と、先輩が旅行ガイドブックをプレゼントしてくれて、非常にうれしかったのを覚えています。
細やかな気遣いは、それ以外の場面でもありました。これまで勤務してきた2つの支店は、私が仕事で困っていると、すぐに声を掛けていただける温かな職場です。出張などで他の部署を訪ねた際も、つねに温かく迎えてもらっています。従業員が約160人という規模感が、他部署の人も思いやれる風土の醸成につながっているのでしょう。そのような職場環境に支えられ、まずは早く一人前になれるよう、各部署や現場で経験を積み、やりたい業務に挑戦していく。やりがいを持って働くことで、一人ひとりが輝ける、それがJOTという会社だと思います。
- 入社１年目～九州支店
- 九州地区の化成品事業を担当。コンテナの輸送手配や、点検管理、請求業務などをメインとし、お客様の工場やコンテナの整備デポなどの現場では、上司に帯同し知見や経験を得る。請求処理の電子化プロジェクトでは、社内のシステム担当者と連携し、電子請求書発行の導入に携わる。
- 入社４年目～関西支店
- 関西地区の化成品事業を担当。コンテナの輸送手配のほか、製品の一時保管といった様々なリース案件も担当する。関西支店は取り扱う化成品が多岐にわたり、また。納入先も全国に及ぶため、異動してから自身の視野の広がりも感じるようになった。
